航空部とは
航空部は、グライダーという飛行機に乗って、
空を飛ぶことを楽しむクラブです。
グライダーは、自分たちで一から作って飛ばす「鳥人間」とは異なり、
金属や強化プラスチックによって作られた、
丈夫な、れっきとした飛行機です。そのグライダーに乗り、
上手く操縦が出来るよう、部員は技量の向上を目指しているのです。
岐阜大学航空部の発足は昭和13年。
空に魅せられた数々の先輩方より、部を受け継いでいます。
グライダーとは?
グライダーとは、つまりエンジンのついていない飛行機。
自力では飛び上がれないので、長く伸ばしたワイヤーを取り付けて、
ウインチという機械に巻き取ってもらい、勢いをつけてあがります。
エンジンのついた飛行機によって、上空まで引っ張ってもらう方法もあります。
ウインチによって上がる方法では、上空300〜400mまで上がれ、
そこから長い翼を使ってゆっくりと降りていきます。滞空時間はおよそ7分。
しかしそれだけではありません。様々なところにある上昇気流を
上手くつかまえれば、1時間でも2時間でも飛んでいられるのです。
さらに獲得した高度を使って、遠くへ行くこともできます。
自然の力を、自分の力でつかまえて、長く飛ぶ。
時には、トンビと一緒に。それがグライダーの魅力です。
主な活動
岐阜大学航空部が飛行練習の合宿をしている滑空場は,
木曽川滑空場、そして大野滑空場です。木曽川では
1週間の集中的な合宿を、そして大野では大野グライダークラブの方々
と共に土日で合宿を行います。どちらの滑空場も、
大学から車で30〜40分と近い距離にあります。
合宿をしていない時も、普段私たちは毎週水曜日13時から部活動をしています。
そこでは、飛行機が飛ぶ原理から、操縦テクニックについて、
それに自分たちの合宿の運営についてなど、航空部員として必要な知識を
上級生から学んだり、話し合ったりしています。
もちろん、かたくるしい話ばかりではありません!大学の友人同士授業の話をしたり、
先輩から授業の受け方についてのヒントをもらったり、アニメの話をしたり、
車・バイクの話をしたり、楽しいことがいっぱいです!